自信が引き起こす交通事故

ある方にとってそれは、普通のことである、と考えていました。その日に、まさか自分がそのような事態に陥ってしまうとは、全く考えていませんでした。普通に仕事に出かけていったはずなのに、まさかその道中で交通事故に巻き込まれてしまうとは考えていませんでした。そしてその交通事故がきっかけとなり、いわゆる『後遺障害』を追ってしまうことも、全く予期していなかったことです。

車の運転に関しては、絶対と言えるようなことが少ないのにもかかわらず、私たちは長年車の運転を行っていると自信過剰になってしまうことがあります。自信を持って車を運転することは悪いことではありませんが、自信過剰になってしまうと、自分が思っている以上に、危険回避という面に気が向かなくなってしまいます。今までの自分の運転で大丈夫だろう、自分は事故を絶対に引き起こさないだろう、という根拠のない「思い込み」を持ってしまうことがあります。こういった油断は、車の免許取り立ての人よりも、どちらかというと何年も車に乗っているベテランの人の方が陥りやすい事態である、と言えます。

私たちは可能な限り自分たちのペースで運転したいと思っていますが、それを継続するのも難しく、体調や気分に大きく左右されることがあります。どれだけ安全に運転したいと思っていても、それを達成させるのが難しくなってしまうことがあるのです。ですから、運転免許を取得しても、交通事故に今まで一度も遭っていなくても、皆等しくそのリスクはあるのです。